生まれつき髪の毛が細く薄毛に悩んでいる20代の女性

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よくあるご質問

薄毛に悩んでいる20代の女性です。もともと、生まれつき髪の毛が細く、毛量も少なめです。20代の後半頃から、前髪の地肌が目立つようになり、ボリュームがなくなってきました。無添加シャンプーが頭皮に優しいと聞いて、取り入れていますが、この方法は正しいのでしょうか?

無添加シャンプーは地肌に優しそうな気がしますが、これが最適だとは限りません。安易に試す前に、美容師などの専門家に相談して、対策を講じることが大切です。

「20代の後半頃から、前髪の地肌が目立つようになり、ボリュームがなくなってきました」とのことですが、毛髪には転換期があると言われています。それが、28歳前後と40歳前後です。このタイミングごとに、髪質が細くなったり、ベタ毛になりやすくなります。髪の表面にあるキューティクルも不ぞろいになり、ツヤも減少していきます。髪の全体的な状況がどんどん低下していきます。

このため、20代後半で毛髪や頭皮の老化現象が起きるのは、よくあるケースです。あまり心配しない方がいいような場合もあります。

これらの状況を踏まえ「無添加シャンプーが頭皮に優しいと聞いて、取り入れていますが、この方法は正しいのでしょうか」とのことですが、一概にはいえません。無添加シャンプーには、各メーカーが、多種多様なシャンプーを販売しているからです。

肝心なのは、お客様に最適であるかどうかです。もちろん、各メーカーの無添加シャンプーは優れた製品であるのは間違いありません。ただし、お客様の髪質や頭皮の状況にマッチングしなければ、効果を期待できません。

もう一つは、無添加シャンプー特有の洗い上がりのサラサラ感、ツヤ感を重視すするため、コーティング剤を含んでいない製品も多く有ります。頭皮に優しいのは間違いありませんが、その一方で、髪のきしみやまとまりなど扱いにくい状態になることも想定されます。

髪がまとまらないと、操作性が悪化し、ドライヤーで乾燥させる時間も余計にかかります。スタイリングの際にも、髪に悪影響となる圧力をかけます。

さらに、髪質が細い方、ハイトーンカラーを入れている方にとっても注意が必要です。これらはコーティング力がある程度必要なため、使用頻度が高くなれば、毛髪同士の摩擦が起きやすくなり、髪を傷める要因になります。スタイリング自体もしづらくなります。これらが原因となって、抜け毛が起きやすくなります。

コーティング剤は髪に良い作用とはいえませんが、少量ならほとんど影響はありません。つまり、薬剤は一定の含有量を超え、大量に含むと影響が出てきます。単に科学的な薬品が含有したからといって、それが悪影響になるとは限りません。

逆に必要な薬品を含まないため、それによって与える影響の方が悪い場合もあります。良い例が「美容師300人が愛用するプロが選ぶシャンプー」などのランキングでも、科学的な薬品が含有するシャンプーが数多く含まれています。

無添加シャンプー自体は、非常に優れた製品です。しかし、無添加にこだわりすぎると、場合によっては、そのほかのリスクが生じる可能性もあります。美容室で担当の美容師に相談して、自身の髪質の状況を見極めながら、最適なシャンプーを選択することが大切です。