痛んだ毛先は、元に戻らないので美容室でカットします。その際、髪の専門家の美容師に相談することをおすすめします。まとまりが悪いのは、普段使っているシャンプーやトリートメントが原因かもしれません。状況に応じた最適な商品をセレクトしてくれます。ぜひ、ご相談ください。
毛髪は日常生活でも傷みます。「カラーもパーマもしていません」とのことですが、毛髪はあらゆる状況で徐々に劣化していきます。
・屋外で紫外線に当たる
・冬季の屋外、夏季のエアコンによる乾燥
・ドライヤーの使用法によって髪を傷める
・不十分な乾燥のまま就寝し、まくらと摩擦によって傷める
「毛先がパサパサしたり、毛先の向きが一本一本違う」という悩みですが、その理由は次のようなことが考えられます。
・ダメージが進み、髪の表面のキューティクルが毛羽立ち、すり減る
・髪の根元がうねっていたり、毛の流れにくせがついている
「縮毛矯正やストレートパーマ以外で、まとまりを持たせて、直すことはできますか」とのご相談では、簡単な解決法として美容室で傷んだ毛髪部分をカットしてもらうことが挙げられます。
髪のまとまとや全体の雰囲気は、傷んだ毛先をカットするだけで変わってきます。髪を伸ばしている方でも、同じことがいえます。美容師にリクエストする際、注意が必要です。髪のボリュームを抑えるため、すいたり、そいだりするヘアスタイルにすると、髪のパサつきやハネの原因になります。まとまりのあるヘアスタイルにするため、重めのボリューム感のあるヘアスタイルのリクエストをしましょう。
カットで髪のダメージ部分の問題が解決したら、今度はケア対策を施します。カットした毛先を保護する意味でも大切な作業です。美容師と相談しながら、髪に最適なシャンプーやトリートメントのマッチングをしてください。カットとヘアケア対策を施すことによって、大きな改善ができます。