一般的にヘアカラーやパーマ、ストレートパーマ(縮毛矯正)、デジタルパーマなどの施術を髪におこなうと髪はダメージを受けるといわれます。
髪質改善とは、お客様の髪のコンディションをよりよい状態に改善してゆくことです。髪質を改善することで、それまで諦めていたヘアスタイルやヘアカラー、質感や長さなどが実現できる可能性が広がります。
美しいヘアスタイルのために、髪質を改善することはとても大切なことであると言えます。
生活習慣の乱れによるヘアサイクルの衰え
日常生活で、髪のハリコシを低下させる要因は、紫外線、乾燥、ドライヤーによる熱などの影響が挙げられます。
また「パーマやヘアカラーの繰り返し」が、毛髪のハリコシ低下につながるとも言われています。
更にストレス、寝不足など、身体に対する環境の変化と血流の悪化など日々の生活習慣も密接に関わっています。
毛髪内部のバランスの崩れ
最も多いくせ毛の原因は遺伝です。両親ともにくせ毛の場合は90%、片方の親がくせ毛の場合も70%の確率で子供に遺伝すると言われています。
遺伝を除いた場合の一番の原因は、髪の毛の内部で水分と油分が足りていないことです。そして、水分や油分が足りなくなる要因は、日々の食事や紫外線による影響、またはドライヤーの当て方などがあげられます。
髪を濡らす前に、髪の絡まりを優しくとっておきます。ブラッシングをすることで汚れを浮かせたり、頭皮の血行も良くなります。
シャンプーをつける前に、38度くらいのお湯で予洗いをしっかりしましょう。予洗いだけで約8割の汚れを落とすことができます。
シャンプーをつけたら、指の腹を使って地肌をマッサージするように洗います。シャンプーによる摩擦でキューティクルがはがれやすくなり、乾燥の原因にもなるので髪の毛をこすらないように注意します。
すすぎは、しっかり流し残しがないようにしましょう。また髪質にあわせたシャンプーを使うことも重要です。
週に1度は、お風呂場でのトリートメントをしましょう。シャンプー後、軽く水気を切ってトリートメントを髪の中間から毛先にかけてたっぷりつけます。
粗めのコームでとかすと、塗布ムラをなくしてくれます。
ホットタオルで包み、10分程浸透させてから流すと、より効果的です。
ドライヤーをかける前に、タオルでしっかりと水分をとっておきます。
ドライヤーは、地肌を乾かすイメージで根元から乾かしていくのがポイントです。
毛先は根元より量が少なくなっていることがほとんどなので、毛先の乾かしすぎを防ぐためです。
地肌をこするようにして乾かし、中間から毛先に関しては、手ぐしを上から下に通しながら乾かします。
魔法のバブルで、健やかな髪が育つ環境づくりを
美しい髪を育てるには、髪だけをケアしても意味がありません。なぜなら、髪が生える土壌である頭皮環境を整えなければ、健康的な髪が生えてこないからです。
当サロンでは髪と頭皮の関係に着目し、頭皮の汚れ、詰まりを解消することで、イキイキした髪が生えてくる環境を整えます。そのために導入しているのが、マイクロバブル『marbb(マーブ)』です。
シャンプー、トリートメント時のシャワー代わりに使用することで、シャワーでは落とせない毛根内部の汚れや老廃物を取り除き、すっきり&うるおいのある地肌へと導きます。
使用するトリートメントは、marbbと相性のいい『FLOWDIA』を選択。ダメージ部分のみをピンポイントで補修してくれるので、不自然な皮膜感や重さがなく、毛先までするっと扱いやすい髪に仕上がります。
髪や地肌のコンディションが整えば、少ない薬剤の量でカラー、パーマのパフォーマンスが格段に上がります。つまり、薬剤によるダメージの軽減にもつながりご自宅での再現性が上がるほか、ご提案できるヘアデザインの幅も広がるのです。